熊本県宇土市にある「御輿来海岸」は、有明海に面した景勝地です。
「日本の夕陽百選」と「日本の渚百選」にも選ばれており、干潮時に現れる美しい砂紋と、燃えるような夕陽のコラボレーションは、まさに自然が織りなす芸術作品です。
御輿来海岸の見どころ、干潮と夕陽が重なる絶景日はいつか、アクセスなどについて紹介します。
御輿来海岸とは
「御輿来海岸(おこしきかいがん)」は、『日本書記』や『古事記』に登場する景行天皇があまりの美しさに輿を止めて海岸を眺めたという伝説が残る海岸です。
熊本市から天草へつながる宇土半島の北側に位置します。
「日本の夕陽百選」と「日本の渚百選」に選出。
展望所「干潟景勝の地」
海岸の全景は、高台にある展望所「干潟景勝の地」から見ることができます。
有明海は干満差が大きいため、干潮時刻になると最大約2㎞の沖合まで、風と波によって作られた、幾重にも重なる三日月形の砂紋が現れます。
この砂紋は、潮の満ち引きや風の強さによって、その形や大きさを変えるため、毎日異なる表情を楽しむことができます。
日中には銀色、夕暮れにはオレンジ、日没後には紫色、月夜にはブルーと、時間によってさまざまな表情を見せてくれます。
年に10日だけの絶景日はいつ?
特に美しいとされる干潮と夕陽が重なる御輿来海岸の絶景日は、年に10日前後しかありまえせん。
夕陽が沈む時間帯に干潮を迎えると、砂紋がオレンジ色に輝き、幻想的な光景が広がります。
絶景日は、国内だけでなく海外からも多くの写真愛好家が訪れます。
宇土市観光物産協会公式サイトで、御輿来海岸の干潮と日の入りの時間を確認することができます。
御輿来海岸|宇土市観光物産協会
御輿来海岸へのアクセス
御輿来海岸へのアクセス・駐車場は、下記のとおりです。
電車・バスでのアクセス
・JR三角線「網田駅」から徒歩約15分
車でのアクセス
・九州自動車道「熊本IC」から約45分
御輿来海岸の駐車場
・御輿来海岸展望所駐車場 19台
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御輿来海岸の基本情報
御輿来海岸の住所・地図、営業時間、料金などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
御輿来海岸(おこしきかいがん)
Okoshiki Beach
住所・地図
〒869-3174 熊本県宇土市戸口町
マップコード
415 020 104*75(御輿来海岸展望所)
※「マップコード」および「MAPCODE」は㈱デンソーの登録商標です。
連絡先
0964-22-1111(宇土市経済部商工観光課)
ベストシーズン
1月~4月
営業期間
通年
定休日
なし
営業時間
散策自由
料金
無料
Webサイト
※最新情報はリンク先をご確認ください。
御輿来海岸|宇土市観光物産協会
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