アイット＝ベン＝ハドゥ（世界遺産）見どころ・ベストシーズン・アクセス

2024.12.04 / 最終更新日：2025.02.02

モロッコの世界遺産・アイット＝ベン＝ハドゥの集落（Ksar of Ait-Ben-Haddou）

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「アイット＝ベン＝ハドゥの集落」の見どころ、ベストシーズン、アクセスなどについて紹介します。
モロッコ中央部に位置する、アトラス山脈の麓。
そこに、まるで映画のセットのような、幻想的な集落が存在します。
それが、世界遺産「アイット＝ベン＝ハドゥの集落」です。
映画『グラディエーター』などのロケ地としても使用され、その壮大な景観は多くの人を惹きつけています。

Contents

1 アイット＝ベン＝ハドゥの集落
2 1987年世界文化遺産に登録
3 迷路のような路地
4 映画『グラディエーター』などのロケ地
5 アイット＝ベン＝ハドゥの集落へのアクセス
6 アイット＝ベン＝ハドゥの集落の世界遺産データ
7 アイット＝ベン＝ハドゥの集落の基本情報

アイット＝ベン＝ハドゥの集落

モロッコの世界遺産・アイット＝ベン＝ハドゥの集落（Ksar of Ait-Ben-Haddou）
「アイット＝ベン＝ハドゥの集落（Ksar of Ait-Ben-Haddou）」は、モロッコ中央部、アトラス山脈の麓に位置する「クサール（Ksar）」と呼ばれる集落です。
ワルザザートから約30km、マラケシュとワルザザートを結ぶ街道沿いに、先住民族ベルベル人によって築かれました
日干しレンガで作られた建物が、丘陵地に密集しており、まるで要塞のような景観を呈しています。
モロッコでは、「クサール」は、要塞化された集落全体を指すのに対し、「カスバ（Kasbah ）」はクサールの中にある、有力者の邸宅など、より防御性の高い建物を指します。

1987年世界文化遺産に登録

モロッコの世界遺産・アイット＝ベン＝ハドゥの集落（Ksar of Ait-Ben-Haddou）
「アイット＝ベン＝ハドゥの集落」は、かつてサハラ砂漠を越える交易路の重要な拠点として栄えました。
しかし、19世紀以降、交易路が衰退し、住民は徐々に集落を離れていき、現在では、わずかな住民が暮らすのみとなっています。
モロッコ中央部に点在するクサールの中でも、保存状態がよく、1987年に世界文化遺産に登録されました。

迷路のような路地

モロッコの世界遺産・アイット＝ベン＝ハドゥの集落（Ksar of Ait-Ben-Haddou）
高い城壁に囲まれた城壁の中は、独特の色をした日干しレンガの建物が建ち並んでいます。
迷路のような路地が入り組んでおり、外敵の侵入を防ぐための工夫が凝らされています。
細い路地を歩いていると、まるでタイムスリップしたかのような気分になります。

映画『グラディエーター』などのロケ地

モロッコの世界遺産・アイット＝ベン＝ハドゥの集落（Ksar of Ait-Ben-Haddou）
アイト＝ベン＝ハドゥの集落は、その独特の景観から、多くの映画やテレビドラマのロケ地としても利用されています。
代表的な作品としては、『アラビアのロレンス』や『グラディエーター』、『ハムナプトラ』、『ゲーム・オブ・スローンズ』などが有名です。