サリナス・デ・マラスとは
「サリナス・デ・マラス(Salinas de Maras)」は、ペルーのアンデス山脈に抱かれた聖なる谷「ウルバンバ渓谷(Valle Urubamba)」にある塩田です。
クスコから北西へ約50km、「マチュピチュ(Machu Picchu)」の玄関口であるオリャンタイタンボ(Ollantaytambo)へと向かう途中に位置し、
近くには、インカの農業試験場であったと言われる「モライ遺跡(Moray)」があります。
サリナス・デ・マラスは、白亜紀に海底が隆起して形成されたものです。
太古の海水が閉じ込められた地層から湧き出る塩水が、棚田状に広がる塩田に流れ込みます。
天空の塩田
標高約3,000mに位置し、山肌に沿って広がる幾千もの白い塩田は、まるで雪が積もっているよう。
棚田一枚一枚に塩水が満たされ、青空と緑の山々とのコントラストは、まさに「天空の塩田」と呼ぶにふさわしい絶景です。
ペルーの白金
サリナス・デ・マラスでは、インカ時代以前から続く伝統的な製塩方法が今も受け継がれており、塩水が天日干しされる様子を間近で見ることができます。
かつて、マラスで作られた天日塩は、「インカの白金」と讃えられ、同じ重さの金と取引されていたそうです。
ミネラル豊富なピンク色のマラスの天日塩は、お土産としても人気です。
サリナス・デ・マリスへのアクセス
・クスコから車で約1時間30分
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サリナス・デ・マリスの基本情報
サリナス・デ・マリスの住所・地図などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
サリナス・デ・マリス
Salinas de Maras
住所・地図
MRWW+G8W, Urubamba 08655, Peru
ベストシーズン
5月~10月
営業期間
通年
Webサイト
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