「ンゴロンゴロ保全地域」の見どころ、ベストシーズン、アクセスなどについて紹介します。
タンザニアの「ンゴロンゴロ保全地域」は、世界最大級のカルデラで、多様な野生動物が生息する「動物の楽園」です。
「人類発祥の地」とも呼ばれ、世界複合資産に登録されています。
ンゴロンゴロ保全地域の概要
「ンゴロンゴロ(Ngorongoro)」は、タンザニア北部にある300万年前の火山噴火によってできた巨大なクレーター(カルデラ)です。
「ンゴロンゴロ」とは、スワヒリ語で「巨大な穴」を意味します。
クレーターの直径は、最大約20㎞、深さは610m。
動物の楽園
クレーター全体は自然保護区となっており、ライオンやシマウマ、ハイエナ、クロサイなど多くの野生動物が生息する「動物の楽園」です。
ンゴロンゴロ保全地域では、サファリツアーに参加して、野生動物を間近で観察することができます。
ジープに乗って草原を駆け抜けたり、ウォーキングサファリで動物たちに接近したりして、サファリを楽しむことができます。
また、ンゴロンゴロ保全地域の西には、「セレンゲティ国立公園」があり、ツアーでともに回ることができます。
人類発祥の地
クレーターの西にあるオルドバイ渓谷では、多くの化石人骨や石器などが発見されており、「人類発祥の地」としても有名。
1979年に「ンゴロンゴロ保全地域(Ngorongoro Conservation Area)」として、世界自然遺産に登録されました。
その後、考古学的価値も認められ、2010年に複合遺産に拡大登録されました。
ンゴロンゴロ保全地域へのアクセス
・キリマンジャロ国際空港からツアーの拠点となるアルーシャまで車で約1時間
ンゴロンゴロ保全地域の世界遺産データ
登録名
ンゴロンゴロ保全地域
Ngorongoro Conservation Area
登録年・分類
1979年・自然遺産
2010年・複合遺産
登録基準
(iv) (vii) (viii) (ix) (x)
ユネスコ公式サイト
ンゴロンゴロ保全地域の基本情報
ンゴロンゴロ保全地域の住所・地図などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
ンゴロンゴロ保全地域
Ngorongoro Conservation Area
住所・地図
Box 1, Ngorongoro, Arusha, Tanzania
ベストシーズン
7月~9月
営業期間
通年
Webサイト
※最新情報はリンク先をご確認ください。
Ngorongoro Conservation Area Authority
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