岐阜県多治見市にある「虎渓山永保寺」は、鎌倉時代に創建された臨済宗南禅寺派の名刹です。
深い緑に囲まれた境内には、国宝に指定されている「開山堂」や「観音堂」、夢窓疎石の名勝庭園などが点在し、静寂な空気が流れています。
秋には、モミジやカエデが赤や黄色に色づき、幽玄な絶景を生み出します。
「虎渓山永保寺」の見どころ、2025年紅葉見頃、アクセスなどについて紹介します
永保寺の概要
「永保寺(えいほうじ)」は、岐阜県多治見市にある臨済宗南禅寺派の寺です。
1313年(正和2年)、夢窓疎石(夢窓国師)により開創。
山号は虎渓山(こけいざん)。
虎渓という名は、景観が中国の世界遺産「廬山」の虎渓に似ていることが由来とされています。
国宝の観音堂・開山堂
入母屋造檜皮葺きの仏殿「観音堂」は、1314年(正和3年)に夢窓疎石が建立したもので、国宝に指定されています。
観音堂には、御本尊の聖観世音菩薩が納められています。
また、1352年(正平7年)に足利尊氏の寄進により建立された「開山堂」も国宝に指定されています。
夢窓疎石による名勝庭園
夢窓疎石は、世界遺産にも登録されている京都の「天龍寺」や「西芳寺」などを手掛けた名作庭家としても知られています。
永保寺の池泉回遊式庭園も、夢窓疎石の代表作のひとつで、国の名勝に指定されています。
臥竜池には珍しい屋形のある無際橋(むさいきょう)がかかり、橋の上や池畔からすばらしい景観を望めます。
境内を彩る紅葉
永保寺は、「飛騨美濃紅葉33選」に選ばれている岐阜随一の紅葉の名所です。
秋になると、本堂前の樹齢700年の大イチョウや庭園の紅葉が色づき、境内を色あざやかに彩ります。
永保寺の紅葉見頃情報
永保寺の紅葉の見頃は、例年11月中旬~11月下旬です。
しかし、天候や気温によって変化しますので、最新の永保寺の紅葉の見頃状況は、公式サイト・SNSアカウントで確認してください。
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永保寺へのアクセス
永保寺へのアクセス・駐車場は、下記のとおりです。
電車・バスでのアクセス
・JR「多治見駅」から徒歩約30分
・JR[多治見駅から東鉄バス(小名田・小滝行き)で約7分、「虎渓山」バス停下車、徒歩約5分
車でのアクセス
・東海北陸自動車道「多治見IC」から約10分
永保寺の駐車場
・70台
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永保寺の基本情報
永保寺の住所・地図、営業時間、料金などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
虎渓山永保寺(こけいざんえいほうじ)
Kokeizan Eihoji Temple
住所・地図
〒507-0014 岐阜県多治見市虎渓山町1-40
マップコード
98 330 505*66(永保寺駐車場)
※「マップコード」および「MAPCODE」は㈱デンソーの登録商標です。
連絡先
0572-22-0351(永保寺)
ベストシーズン
紅葉:11月中旬~11月下旬
営業期間
通年
定休日
なし
拝観時間
入山可能時間
7:00~17:00
御朱印受付
9:00~16:00
入山料
無料
Webサイト
※最新情報はリンク先をご確認ください。
【公式】虎渓山永保寺