中国甘粛省北西部に位置する「敦煌」。
シルクロードの要衝として栄えたこの街には、莫高窟をはじめとする歴史的遺跡が数多く残されています。
そして、敦煌のもう一つの顔、それは雄大な砂漠の絶景です。
砂漠の中に突如現れる三日月形のオアシス「月牙泉」と、その背後にそびえる砂山「鳴沙山」。
ブルーに輝く泉と金色の砂丘のコントラストが美しく、自然が織りなす幻想的な風景は、訪れる人々を魅了してやみません。
敦煌の「月牙泉・鳴沙山」の見どころ、ベストシーズン、アクセスなどについて紹介します。
月牙泉・鳴沙山の概要
「月牙泉(げつがせん)」は、中国・敦煌郊外に湧く三日月の形をした泉です。
敦煌の南5㎞の砂丘、「鳴沙山(めいさざん)」の北麓に位置します。
「月牙」とは、中国語で三日月という意味で、英語では「Crescent Lake」と呼ばれています。
2000年以上前から湧き、仙人が住む場所として崇められてきました。
鳴沙山は、風が吹くと砂が音を立てることからその名が付けられました。
東西約40km、南北約20kmにわたって広がる砂漠で、その壮大なスケールは圧巻です。
2015年、月牙泉と鳴沙山は、「敦煌ヤルダン国家地質公園」とともにユネスコ世界ジオパークに選定されました。
月牙泉・鳴沙山で楽しめるアクティビティ
月牙泉と鳴沙山では、砂漠ならではのさまざまなアクティビティを楽しむことができます。
ラクダに乗って砂漠を散策する「ラクダ乗り」、砂丘の斜面を専用のソリで滑り降りる「砂漠滑り」、上空から月牙泉と鳴沙山を一望できる「パラグライダー」など。
夜には、天の川や流れ星など、都会では見られない満天の星空を堪能できます。
月牙泉へのアクセス
・敦煌中心部からバスで約15分
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月牙泉・鳴沙山の基本情報
月牙泉・鳴沙山の住所・地図などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
月牙泉・鳴沙山(げつがせん・めいさざん)
Crescent Lake, Mt. Mingsha
住所・地図
Dunhuang, Jiuquan, China, 736205
ベストシーズン
4月~5月
9月~10月
営業期間
通年
Webサイト
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