ベルゲンのブリッゲン地区とは
「ベルゲン(Bergen)」は、ノルウェー第2の都市であり、ソグネフィヨルドとハダンゲルフィヨルド観光の拠点となる港町です。
12~13世紀にかけては、ノルウェーの首都であり、現在も街並みには中世ハンザ都市の面影が残っています。
港の東側に広がる「ブリッゲン地区(Bryggen)」は、ベルゲンがハンザ都市として栄えた時代に、在外ハンザ商人たちが暮らした地区です。
「ブリッゲン」とは、ノルウェー語で「埠頭」を意味します。
1979年、歴史的価値が認められ、ブリッゲン地区は世界文化遺産に登録されました。
三角屋根のカラフルな木造建築
ブリッゲン地区には、赤や黄色、オレンジなど、カラフルな三角屋根の木造家屋が建ち並んでいます。
この地区は、度重なる火災の被害を受けてきましたが、そのたびに当初の図面を基に再建されてきました。
現在の建物は、1955年の火災後に再建されたもので、一部の建物は倉庫として使用されていますが、多くの建物は博物館やショップ、レストランなどに改装され、観光客に人気のスポットとなっています。
ベルゲンのブリッゲンへのアクセス
・オスロ空港からベルゲン空港まで飛行機で約50分、空港からバスでブリッゲンまでバスで約35分
・オスロ中央駅からベルゲン駅まで鉄道で約6~7時間、ベルゲン駅からブリッゲンまで徒歩約15分

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ベルゲンのブリッゲンの世界遺産データ
登録名
ベルゲンのブリッゲン地区
Bryggen
登録年・分類
1979年・文化遺産
登録基準
(iii)
ユネスコ公式サイト
ベルゲンのブリッゲン地区の基本情報
ベルゲンのブリッゲン地区の住所・地図などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
ベルゲンのブリッゲン地区
Bryggen, Bergen
住所・地図
Bergen, Norway
ベストシーズン
6月~8月
営業期間
通年
Webサイト
※最新情報はリンク先をご確認ください。
VIsit Bergen
Tripadvisor

この記事を書いた 細江園絵 です。10年近く旅行ライターとして活動し、国内外の絶景スポットを巡ってきました。「素晴らしい景色を共有したい」「安心して旅をしてほしい」という想いで、自身の経験に基づいた信頼できる情報をお届けします。