ベルヴェデーレ宮殿（世界遺産）見どころ・ベストシーズン・アクセス

ベルヴェデーレ宮殿の概要

「ベルヴェデーレ宮殿（Schloss Belvedere）」は、ウィーンにあるバロック様式の宮殿です。
オスマン帝国との戦いで活躍したサヴォイア公オイゲンによって、18世紀前半に建造され、彼の死後、マリア・テレジアに売却されました。
ベルヴェデーレとは、ラテン語で「美しい眺め」という意味。丘の上に建つ宮殿からは、ウィーン市街を見渡すことができます。

舞踏会や賓客を迎えるための上宮は、「会議は踊るされど進まず」 で有名なウィーン会議（1814年～1815年）では、饗宴の舞台となりました。
2001年、「ウィーン歴史地区」の構成資産として、「シュテファン大聖堂」や「ホーフブルク王宮」などとともに世界文化遺産に登録されました。

美しい庭園をはさんで、上宮と向かい合うように住居として利用されていた下宮が建っています。

クリムトの『接吻』など世紀末芸術の傑作を展示

美術館として利用されている上宮には、グスタフ・クリムトの代表作である『接吻』やエゴン・シーレの『家族』など、19世紀から20世紀にかけての世紀末アートを代表する画家の作品が常設展示されています。

 

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ベルヴェデーレ宮殿へのアクセス

トラムのシュロス・ベルヴェデーレ駅（Schloss Belvedere）から徒歩すぐ

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