【世界遺産】九寨溝｜エメラルドグリーンの湖沼が美しい中国・四川省の景勝地！見どころ・アクセスは？

九寨溝とは

中国の四川省北部にある「九寨溝（きゅうさいこう）」は、南に位置する「黄龍」とともに、中国を代表する景勝地です。
岷山山脈（びんざんさんみゃく）のカルスト台地が浸食されてできた3つの渓谷に、大小100以上の湖沼や瀑布が点在しています。
九寨溝という地名は、この場所にチベット族の村落「寨」があったことに由来します。

1992年、「九寨溝の渓谷の景観と歴史地域」として世界自然遺産に登録されました。
また、一帯は、絶滅危惧種であるジャイアントパンダやキンシコウなど、多様な動植物が生息しており、1997年にはユネスコの生物圏保存地域（ユネスコエコパーク）に指定されました。

世界唯一の絶景「五花海」

九寨溝の湖沼は、湖底の倒木や魚がはっきり見えるほど透明です。
湖水は石灰分を多く含んでいるので、日が差し込むと青やオレンジの美しい色に変化していきます。
なかでも「五花梅（ごかかい）」は、「九寨溝の一絶（世界唯一の絶景）」ともいわれる美しさです。
特に、湖面に色あざやかな紅葉が映り込む秋は、格別の美しさです。

九寨溝へのアクセス

・成都双流国際空港から四川九寨溝黄龍空港まで飛行機で約1時間40分、空港から九寨溝までバスで約2時間
・成都からバスで約8時間

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九寨溝の世界遺産データ

九寨溝の基本情報