ポルト・フラビア｜見どころ・ベストシーズン・アクセスは？サルディーニャ島の美しい港跡

2024.10.14 / 最終更新日：2024.10.14

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イタリアのサルディーニャ島。
美しいビーチリゾートとして知られるこの島には、豊かな自然だけでなく、興味深い歴史遺産も数多く残されています。
島の南西部に位置する「ポルト・フラビア」は、断崖絶壁に築かれた鉱山跡。
青い海と切り立った崖のコントラストが美しく、産業遺産としても見ごたえがあります。
「ポルト・フラビア」の見どころ、ベストシーズン、アクセスなどについて紹介します。

Contents

1 ポルト・フラビアとは
2 断崖絶壁の積み込み桟橋
3 ポルト・フラビアへのアクセス
4 ポルト・フラビアの基本情報

ポルト・フラビアとは

「ポルト・フラビア（Porto Flavia）」は、イタリアのサルディーニャ島（Sardinia）の南西部にある鉱山のための港跡です。
港は1990年代に閉鎖されましたが、白い石灰岩の崖とエメラルド・グリーンの海の美しさがSNSで話題となり、人気の観光スポットとなっています。
ポルト・フラビアは、1923年から1924年にかけて建設され、その名前は、港の設計者であったチェーザレヴェチェッリの娘の名前から名づけられました。

断崖絶壁の積み込み桟橋

Porto Flavia
ポルト・フラビアがある「マスア（Masua）」は、かつては石炭や硫黄、その他の鉱物などの採掘が行われ、サルディーニャ島の鉱物産業の拠点として栄えました。
海面から16m、石灰岩質の断崖の中腹にある桟橋からは、洗浄された鉱石が船へと積み込まれました。
鉱石を直接船に積み込める画期的なシステムにより、ポルト・フラビアは、サルディーニャ島の鉱業発展に大きく貢献。
しかし、1960年代に入ると、鉱山の閉鎖に伴い、ポルト・フラビアもその役目を終えました。
現在では、産業遺産として保存され、ガイドによる説明を聞きながら、トンネル内を見学することができます。
また、海上からポート・フラビアを眺められるボートツアーなどもあります。