五稜郭とは
北海道函館市にある「五稜郭(ごりょうかく)」は、1864年(元治元年)に幕府が築いた星形城塞です。郭内には、対外交渉や蝦夷地防衛の拠点として函館奉行所が置かれました。完成からわずか2年後、幕府は崩壊し、榎本武明率いる旧幕府軍と新政府軍による戊辰戦争の最後の戦いの場となりました。
その後、五稜郭は、1914年(大正3年)に「五稜郭公園」として一般に開放され、1952年(昭和27年)には「五稜郭跡」として国の特別史跡に指定されています。「日本100名城」に選出。2010年(平成22年)には、「函館奉行所」が復元され、五稜郭や奉行所の歴史を資料や映像で知ることができます。
城郭を埋め尽くす桜
五稜郭は、北海道有数の桜の名所として知られています。4月下旬から5月下旬にかけて、郭内や堀のほとりが約1,600本の桜の花で埋め尽くされ、公園に隣接する「五稜郭タワー」の展望台からは、星形に縁どられた桜を一望できます。
手漕ぎボートに乗って、堀から桜を眺めるのもおすすめ。夜にはライトアップされ、幻想的な桜景色を楽しめます。さらに、桜が散る頃には、花びらが堀の水面を覆いつくす「花筏」も見ることができます。
2023年五稜郭の夜桜ライトアップ
2023年の開花期間中の夜桜ライトアップは、下記の予定で実施されます。
ライトアップ期間
2023年(令和5年)4月22日(土)から5月7日(日)
ライトアップ時間
19:00~21:00
五稜郭タワーの時間延長
また、ライトアップ期間中の土日とゴールデンウィーク期間中は、五稜郭タワーの営業時間も延長されます。
延長期間
2023年(令和5年)4月22日(土)・23日(日)・29日(土)~5月7日(日)
営業時間
8:00〜19:00(展望チケット販売終了時間 18:50)
五稜郭の桜の開花状況
例年の五稜郭の桜の見頃は、4月下旬~5月上旬です。2023年の五稜郭の桜の開花状況はコチラ
五稜郭へのアクセス
電車・バスでのアクセス
・JR「函館駅」から市バスで約20分、「五稜郭公園入口」バス停下車、徒歩約5分
・JR「函館駅」から市電「湯の川行き」で約16分、「五稜郭公園前」電停下車、徒歩約10分
・JR「函館駅」からタクシーで約15分
・JR「新函館北斗駅前」から函館帝産バスで約30分、「五稜郭公園入口」バス停下車、徒歩約5分
・JR「新函館北斗駅前」からタクシーで約30分
・函館空港から空港循環バス7系統で約30分、「五稜郭公園入口」バス停下車、徒歩約5分
・函館空港からタクシーで約20分
車でのアクセス
・道央自動車道「大沼公園IC」から約40分
駐車場
・函館市五稜郭観光駐車場 97台
・函館市芸術ホール 224台
五稜郭の基本情報
スポット名 五稜郭(ごりょうかく) Goryokaku |
住所 〒040-0001 北海道函館市五稜郭町44 |
マップコード 86 165 294*10(函館市五稜郭観光駐車場) 86 135 896*46(函館市芸術ホール駐車場) ※「マップコード」および「MAPCODE」は㈱デンソーの登録商標です。 |
電話番号 0138-31-5505(五稜郭公園管理事務所) 0138-51-4785(五稜郭ホール) |
ベストシーズン 桜:4月下旬~5月上旬 紅葉:10月中旬から11月上旬 |
営業期間 通年 |
定休日 郭内 無休 函館奉行所 12月31日〜1月3日 五稜郭タワー なし |
営業時間 郭内 4月~10月 5:00~19:00 11月~3月 5:00~18:00 函館奉行所 4月~10月 9:00~18:00 11月~3月 9:00~17:00 五稜郭タワー 9:00~18:00 ※桜開花期間中は延長あり |
料金 郭内 無料 函館奉行所 大人 500円 学生(小学生以上) 250円 五稜郭タワー 大人 900円 中・高校生 680円 小学生 450円 |
Webサイト ※最新情報はリンク先をご確認ください。 特別史跡五稜郭跡|函館市 五稜郭タワー Tripadvisor |
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