佐賀・基山町の「大興善寺」の見どころ、2025年ツツジの見頃・開花状況、「つつじ祭り」開催情報、アクセス方法、駐車場情報などについて紹介します。
大興善寺の概要
「大興善寺(だいこうぜんじ)」は、佐賀と福岡県の県境の基山町にある天台宗の寺です。
717年(養老元年)、聖武天皇の勅願により、行基が創建したと伝えられています。
本尊は、行基の作と伝えられる秘仏・木造十一面観音立像で、12年に一度、午年に開扉されます。
5万本のツツジ
大興善寺は、ツツジが美しい寺として知られ、地元では「つつじ寺」の名で親しまれています。
シンボルである127段の石段「きぼうの坂」の両脇、契山の麓の山林植物園「契園」など、境内は5万本のツツジの花で彩られます。
ツツジの花は、ヒラドツツジを中心に、久留米ツツジなど約30種類。
一番の見どころは、契園の「一目一万本」。
山肌を染め上げる色とりどりのツツジと新緑の木々のコントラストがすばらしい絶景を見ることができます。
2025年「大興善寺つつじ祭り」開催情報
大興善寺では、ツツジが見頃となる4月中旬から5月上旬にかけて、「大興善寺つつじ祭り」が開催されます。
開催期間中には、国の重要文化財である多聞天(毘沙門天)像と広目天像の特別公開のほか、物産イベント「きやま門前市」などのイベントが行われます。
2025年「大興善寺つつじ祭り」は、下記の通り開催される予定です。
※開催情報は変更になる可能性があります。公式情報を事前に確認の上、お出かけください。
開催期間
2025年4月中旬~5月上旬
開園期間
8:30~18:00
きやま門前市
2025年4月26日(土)
9:30~14:00
多聞天・広目天特別開帳
4月19日(土)・20日(日)
4月26日(土)~5月6日(火・祝)
10:00~16:00
契園入園料
大人 600円
小・中学生 300円
大興善寺のツツジの開花状況
大興善寺のツツジの見頃は、例年4月中旬~5月上旬です。
しかし、天候や気温によって変化しますので、最新の開花状況は、大興善寺の公式サイト・SNSアカウントで確認してください。
大興善寺へのアクセス・駐車場
大興善寺へのアクセス・駐車場は、下記のとおりです。
電車・バスでのアクセス
・JR「基山駅」からタクシーで約7分
※つつじ・紅葉シーズンには、期間限定でJR「基山駅」と大興善寺間で臨時バスが運行します。
車でのアクセス
・九州自動車道「筑紫野IC」から約15分
・九州自動車道「鳥栖IC」から約15分
・鳥栖筑紫野道路「園部IC」から約5分
駐車場
大駐車場
・700台
※ツツジ・紅葉シーズンは大駐車場のみ利用可
参拝者専用駐車場
・20台
※つつじ・紅葉シーズン以外の時期に利用可能
大興善寺の基本情報
大興善寺の住所・地図、営業時間、料金などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
大興善寺(だいこうぜんじ)
Daikozenji Temple
住所・地図
〒841-0203 佐賀県三養基郡基山町園部3628
マップコード
419 014 653*00(大興善寺大駐車場)
※「マップコード」および「MAPCODE」は㈱デンソーの登録商標です。
連絡先
0942-92-2627(大興善寺)
ベストシーズン
ツツジ:4月中旬~5月上旬
営業期間
通年
定休日
なし
営業時間
拝観
8:30~日没まで
契園
つつじシーズン
8:30~18:00
紅葉シーズン
8:30~17:30
※ライトアップの場合延長あり
料金
拝観料
無料
契園入園料
つつじ・紅葉シーズン
大人 600円
小・中学生 300円
つつじ・紅葉シーズン以外
大人 300円
小・中学生 100円
Webサイト
※最新情報はリンク先をご確認ください。
【公式】大興善寺
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この記事を書いた 細江園絵 です。10年近く旅行ライターとして活動し、国内外の絶景スポットを巡ってきました。「素晴らしい景色を共有したい」「安心して旅をしてほしい」という想いで、自身の経験に基づいた信頼できる情報をお届けします。