ナスィーロル・モルク・モスク（ピンク・モスク） 見どころ・ベストシーズン・アクセス

イラン南部の都市シーラーズに佇む「ナスィーロル・モルク・モスク」は、19世紀に建てられた、息を呑むほど美しいモスクです。
ピンク色のタイルが多用されていることから、「ピンクモスク」の愛称で親しまれています。
モスク内部は、ステンドグラスを通して差し込む光が、色鮮やかな絨毯の上に万華鏡のような模様を描く、幻想的な空間が広がっています。
「ナスィーロル・モルク・モスク」の見どころ、ベストシーズン、アクセスなどについて紹介します。

ナスィーロル・モルク・モスクの概要

「ナスィーロル・モルク・モスク（Nasir al-Mulk Mosque）」は、イランの古都シーラーズ（Shiraz）にあるモスクです。
イラン南西部に位置するシーラーズは、13世紀以降、学問の中心地として栄えました。
『薔薇園』で知られる詩人サアディーを輩出するなど、芸術や文化が花開きました。

シーラーズには、数多くの歴史的建造物が残っていますが、ナスィーロル・モルク・モスクもそのうちの一つです。
ナスィーロル・モルク・モスクは、ガージャール朝（1796年～1925年）時代、12年の歳月をかけて、1888年に完成。
アーチ型の天井や柱には、イスラム美術の粋を集めた繊細な装飾が施され、中庭には噴水や花々が配置され、静寂な雰囲気が漂います。
ピンクがかった外観から「ピンク・モスク」と呼ばれています。
また、シーラーズのシンボルであるバラの花がタイルに描かれていることから、「ローズ・モスク」とも呼ばれます。
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早朝だけの虹色の絶景

ナスィーロル・モルク・モスクでは珍しく、色あざやかなステンドグラスが使用されています。
その他、美しいアーチを描く柱とモザイクの壁面、バラ模様のタイル、伝統的な図柄が織り込まれた絨毯など、息を飲む美しさです。

最大の見どころは、早朝の西の礼拝堂。
まばゆい朝日がステンドグラスを通して、堂内に差し込み、絨毯や柱を虹色に染め上げる絶景は、まるで万華鏡のようです。

ナスィーロル・モルク・モスクへのアクセス

・テヘランのメフラーバード国際空港からシーラーズ国際空港まで約1時間25分、空港から車で約20分

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ナスィーロル・モルク・モスクの基本情報

ナスィーロル・モルク・モスクの住所・地図などの基本情報は、下記の通りです。

スポット名

ナスィーロル・モルク・モスク
Nasir al-Mulk Mosque

住所・地図

Fars Province, Shiraz, Lotf Ali Khan Zand St, Iran

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ベストシーズン

3月～5月
10月～11月

営業期間

通年

定休日

なし

営業時間

7：00～17：00

Webサイト

※最新情報はリンク先をご確認ください。
Nasir ol Molk Mosque
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