【世界遺産】ペトラ（Petra）｜ナバテア人が築いたバラ色の遺跡群！見どころ・アクセスは？

ペトラとは

ヨルダンの渓谷にある「ペトラ（Petra）」は、紀元前1世紀から紀元後1世紀にかけて建造されたナバテア人の都です。エジプトとアラブ諸国との交易の要衝として栄えましたが、106年にローマ帝国によって征服されました。
1812年にヨーロッパの探検家が発見するまでは、完全に忘れ去られていた遺跡です。1985年に世界遺産に登録。
シークと呼ばれる砂岩の回廊を抜けると、アラビア語で宝物殿という意味の「エル・カズネ」があります。高さは、約40m。砂岩を掘って造られた建物の美しさ壮大さに圧倒されます。1989年の映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』に登場したことで、世界的に有名な遺跡となりました。

「エル・カズネ」の奥へと進むと、ローマ時代に造られた円形劇場などの遺跡があります。そして、長い階段を登ると、修道院と呼ばれる「エド・ディル」があります。

夜には曜日限定で、約1,500本ものキャンドルが、「エル・カズネ」を幻想的に照らします。

ペトラへのアクセス

・首都アンマンから拠点となるワディ・ムーサまでバスで約3時間

ペトラの世界遺産データ

ペトラの基本情報