「今治城」の見どころ、夜間ライトアップ情報、アクセスなどについて紹介します。
愛媛県今治市に堂々とそびえ立つ「今治城」。
別名「吹揚城」とも呼ばれるこの城は、瀬戸内海に面した平城で、海水を引き込んだ三重の堀を持つ、日本屈指の海城として知られています。
築城の名手として名高い藤堂高虎が手がけたこの城は、堅固な防御力と美しい景観を兼ね備えています。
夜間には、幻想的にライトアップされた城の姿を楽しめます。
今治城の概要
愛媛県今治市の海沿いにある「今治城(いまばりじょう)」は、築城の名手として知られた戦国武将・藤堂高虎が、1602年(慶長7年)に築いた城です。
別名「吹揚城(ふきあげじょう)」。
香川「高松城」、大分「中津城」とともに「日本三大水城」の一つに数えられ、「日本100名城」にも選定されています。
明治時代に入り、廃藩置県によって今治城は廃城となり、建物はほとんど取り壊されました。
しかし、昭和に入り、市民の熱意によって天守が再建され、現在では往時の姿を偲ぶことができます。

日本には数多くの城郭が存在しますが、その中でも特に歴史的・文化的に価値の高い100の城が「日本100名城」として選定されています。 2006年に、財団法人日本城郭協会が選定。 これらの城は、単なる建造物ではなく、日本の歴史や文化を今に伝える貴重な遺産です。 下記は、日本100名城の位置と都...
海水を引き込んだ三重の堀
今治城は、かつては三重の堀に囲まれていました。
瀬戸内海に面した堀には海水が引き込まれ、敵の侵入を防ぐだけでなく、城内への物資輸送にも利用されました。
5層6階の天守閣
明治時代に入り、廃藩置県によって今治城は廃城となり、建物はほとんど取り壊されました。
しかし、昭和に入り、市民の熱意によって天守が再建され、現在では往時の姿を偲ぶことができます
5層6階の天守閣は、昭和55年(1980年)に再建されたもので、内部は博物館になっています。
最上階からは、今治市街地や瀬戸内海、しまなみ海道などの美しい景色を一望できます。
夜の今治城
今治城では、日没~22時まで、夜間ライトアップを実施しています。
ライトアップされた天守閣や石垣、藤堂高虎像は、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を醸し出します。
堀の水面に映る天守閣の姿も美しく、ロマンチックな時間を過ごすことができます。
今治城へのアクセス
今治城へのアクセス・駐車場は、下記のとおりです。
電車・バスでのアクセス
・JR「今治駅」からせとうちバス「今治営業所行き」で約9分、「今治城前」バス停下車
車でのアクセス
・瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)「今治北IC」から約15分
・今治小松自動車道「今治湯ノ浦IC」から約20分
駐車場
・第1駐車場 56台

「高知城」の見どころ、2025年桜の見頃・開花状況、「花回廊・桜ライトアップ」開催情報、アクセス方法、駐車場情報などについて紹介します。 高知城の概要 高知市内の中心部に建つ「高知城(こうちじょう)」は、土佐藩初代藩主・山内一豊が約10年の歳月をかけて築いた城です。 「現存12天守」の一つ...

「丸岡城」の見どころ、2025年桜の見頃・開花状況、「桜まつり・ライトアップ」開催情報、アクセス方法、駐車場情報などについて紹介します。 福井・坂井市の「丸岡城」は、「現存12天守」の中で最古の天守を持つ城です。 春には、約400本の桜が咲き乱れ、幻想的なライトアップやプロジェクションマッピング...

宇和島城とは 「宇和島城(うわじまじょう)」は、愛媛県宇和島市の宇和島湾に面した標高約80mの丘陵にある平山城です。別名「鶴島城」と呼ばれ、国の史跡に指定されています。「日本100名城」に選定。 中世に築かれた板島丸串城の後に、築城の名手・藤堂高虎によって、1596年(慶長元年)から1602...
》 日本100名城を探す
今治城の基本情報
今治城の住所・地図、営業時間、料金などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
今治城(いまばりじょう)
Imabari Castle
住所・地図
〒794-0036 愛媛県今治市通町3-1-3
マップコード
119 811 279*81(今治城駐車場)
※「マップコード」および「MAPCODE」は㈱デンソーの登録商標です。
連絡先
0898-31-9233
ベストシーズン
桜:3月下旬~4月上旬
営業期間
通年
定休日
12月29日~12月31日
営業時間
9:00~17:00
※吹揚公園は年中無休・24時間・無料で入園可
料金
一般 520円
学生 260円
高校生以下・18歳未満 無料
高齢者(65歳以上) 420円
Webサイト
※最新情報はリンク先をご確認ください。
【公式】今治城
Tripadvisor
SNS

この記事を書いた 細江園絵 です。10年近く旅行ライターとして活動し、国内外の絶景スポットを巡ってきました。「素晴らしい景色を共有したい」「安心して旅をしてほしい」という想いで、自身の経験に基づいた信頼できる情報をお届けします。