京都・嵯峨野、小倉山の中腹に佇む「常寂光寺」は、藤原定家ゆかりの日蓮宗の寺院です。
静寂な雰囲気の中に、四季折々の美しい自然を感じることができます。
特に秋には、境内全体が燃えるような赤や黄色に染まり、嵯峨野の景色と、色鮮やかな紅葉のコントラストの絶景を堪能できます。
「常寂光寺」の見どころ、2025年の紅葉見頃、アクセスなどについて紹介します。
常寂光寺の概要
「常寂光寺(じょうじゃっこうじ)」は、百人一首で知られる京都市右京区の小倉山中腹にある日蓮宗の寺院です。
この場所は、百人一首を編纂した藤原定家の山荘「時雨亭」があった場所といわれています。
慶長年間(1596年~1614年)に、日禛上人(にっしんしょうにん)により開創。
本堂は、伏見城の客殿を移築したものです。
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茅葺屋根の「仁王門」
風情ある茅葺の「仁王門」は、南北朝時代に本圀寺の南門として建立されたものです。
1616年(元和2年)、本圀寺からに常寂光寺に移築。
安置されている身の丈七尺の仁王像は、運慶作といわれています。
国の重要文化財「多宝塔」
1620年(元和6年)に建立された高さ12m、檜皮葺きの「多宝塔」は、国の重要文化財に指定されています。
全山が紅に染まる紅葉の名所
常寂光寺は、紅葉の名所として知られ、秋になると仁王門へと続く参道や多宝塔など、境内全体が鮮やかな紅葉で彩られます。
多宝塔周辺からは、紅葉越しに嵯峨野を一望できます。
常寂光寺の紅葉見頃情報
常寂光寺の紅葉の見頃は、例年11月中旬~11月下旬です。
しかし、天候や気温によって変化しますので、最新の常寂光寺の紅葉の見頃状況は、SNSアカウントで確認してください。
常寂光寺|ウェザーニュース紅葉情報
常寂光寺へのアクセス
常寂光寺へのアクセス・駐車場は、下記のとおりです。
電車・バスでのアクセス
・京福電車「嵐山駅」から徒歩約25分
・JR「嵯峨嵐山駅」から徒歩約15分
・阪急「嵐山駅」から徒歩約35分
・JR「京都駅」から市バス(28系統)で約50分、「嵯峨小学校前」バス停下車、徒歩約10分
車でのアクセス
・名神高速道路「京都南IC」から約30分
・名神高速道路「京都東IC」から約40分
駐車場
・普通自動車 5台
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常寂光寺の基本情報
常寂光寺の住所・地図、営業時間、料金などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
常寂光寺(じょうじゃっこうじ)
Jojakkoji Temple
住所・地図
〒616-8397 京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
マップコード
7 635 890*04(常寂光寺駐車場)
※「マップコード」および「MAPCODE」は㈱デンソーの登録商標です。
連絡先
075-861-0435(常寂光寺)
ベストシーズン
紅葉:11月中旬〜11月下旬
営業期間
通年
定休日
なし
拝観時間
9:00~17:00(受付終了16:30)
拝観料
500円
Webサイト
※最新情報はリンク先をご確認ください。
【公式】常寂光寺