滋賀県大津市にある「満月寺浮御堂」は、琵琶湖に浮かぶ美しい仏堂です。
近江八景「堅田の落雁」として知られ、歌川広重の浮世絵にも描かれています。
琵琶湖とともに、四季折々に美しい景観は、古くから多くの人々を魅了しています。
「満月寺浮御堂」の見どころ、アクセス、駐車場などについて紹介します。
満月寺浮御堂とは
「満月寺浮御堂(まんげつじうきみどう)」は、滋賀県大津市堅田の琵琶湖の湖上に突き出ている仏堂です。
「海門山満月寺」という臨済宗大徳寺派の寺院に属します。
平安時代に延暦寺の恵心僧都(源信)が、琵琶湖の湖上安全と衆生済度を祈願して建立したのが始まりと伝えられています。
その後、幾度かの再建へて、現在の浮御堂は1937年(昭和12年)に再建されたものです。
堂内には、千体の阿弥陀仏が安置されています。
近江八景「堅田の落雁」
満月寺浮御堂は、「近江八景」の一つ「堅田の落雁」として、古くから多くの文人墨客に愛されてきました。
中でも、歌川広重が描いた浮世絵「近江八景 堅田落雁」は、夕暮れ時の琵琶湖に浮かぶ浮御堂を、雁の群れが飛び交う様子とともに描いています。
また、松尾芭蕉や小林一茶など俳人も訪れ、名句を残しています。
浮御堂の近くには、「比良三上雪さしわたせ鷺の橋」と刻まれた「松尾芭蕉の句碑」があります。
夕焼けに染まる浮御堂
琵琶湖に浮かぶように建てられた木造建築の浮御堂は、その優美な姿が見る者を惹きつけます。
特に、夕暮れ時には、湖面に映るシルエットが幻想的な雰囲気を醸し出します。
満月寺浮御堂へのアクセス
満月寺浮御堂へのアクセス・駐車場は、下記のとおりです。
電車・バスでのアクセス
・JR「堅田駅」からバスで約10分、「堅田出町」下車、徒歩約5分
※土・日曜は「浮御堂前」までのバスあり
車でのアクセス
・湖西道路「真野IC」から約10分
・名神高速道路「栗東IC」から約40分
駐車場
・30台
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満月寺浮御堂の基本情報
満月寺浮御堂の住所・地図、営業時間、料金などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
満月寺浮御堂(まんげつじうきみどう)
Mangetsu-ji Temple Ukimido
住所・地図
〒520-0242 滋賀県大津市本堅田1-16-18
マップコード
616 065 775*78(浮御堂駐車場)
※「マップコード」および「MAPCODE」は㈱デンソーの登録商標です。
連絡先
077-572-0455(満月寺)
営業期間
通年
定休日
なし
拝観時間
8:00~17:00
※12月のみ~16:30
拝観料
大人(中学生以上) 300円
Webサイト
※最新情報はリンク先をご確認ください。
浮御堂(満月寺)|びわ湖大津トラベルガイド
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