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瑠璃光院とは
比叡山の麓、京都八瀬にある「瑠璃光院(るりこういん)」は、青もみじ・紅葉のリフレクションの美しさで知られる浄土真宗の寺です。もともとは実業家の別荘や高級料理旅館などとして利用されてきましたが、2005年に寺院に改められました。
大正末期から昭和初期にかけて、12,000坪の敷地に延240坪にも及ぶ数奇屋造りの建物と自然を借景とした名庭が造営されました。建築は京都を代表する数奇屋大工棟梁・中村外二、「瑠璃の庭」などの庭は佐野藤右衛門一門が手掛けたものです。
通常は非公開ですが、春(4月~6月)と秋(10月~12月)に特別公開されます。
美しい床もみじの絶景
主庭である「瑠璃の庭」には、数十種類の苔が一面に広がり、緑色に輝く庭の中を小川のせせらぎが流れます。また、書院2階の磨かれた床や机に「瑠璃の庭」の紅葉が反射する「床もみじ」は、目を見張るほどの美しさです。
池泉式庭園「臥竜の庭」と茶室「喜鶴亭」
境内には池泉式庭園「臥竜の庭」や明治維新の立役者である三条実美が名付けた茶室「喜鶴亭(きかくてい)」など日本情緒あふれる名建築と名庭を楽しむことができます。
八瀬に伝わる日本古式蒸し風呂
八瀬には、壬申の乱の際に、後の天武天皇である大海人皇子が背中に矢傷を負い、この地に逃れてきて、村人たちが造った温めた土のむろで傷を癒したというエピソードが残っています。「瑠璃光院」では、この日本古式蒸し風呂の原型である「八瀬のかま風呂」を見学することもできます。
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2023年「春の特別拝観」開催情報
2023年の瑠璃光院の「春の特別拝観」は、次の日程で行われます。
拝観期間
2023年(令和5年)4月15日(土)~5月31日(水)
拝観時間
10:00~17:00(受付終了16:30)
拝観料金
大人 2,000円
学生 1,000円(中学生以上)
小学生・未就学児 無料
瑠璃光院へのアクセス
電車・バスでのアクセス
・JR「京都駅」から京都バス(17系統)で約50分、「八瀬駅前」バス停下車、徒歩約7分
・叡山電鉄「出町柳駅」から約14分、「八瀬比叡山口駅」下車、徒歩約5分
・比叡山ケーブル「八瀬駅」から徒歩約5分
車でのアクセス
・「瑠璃光院」には、駐車場がないので、公共交通機関のご利用がおすすめです。
瑠璃光院の基本情報
スポット名 瑠璃光院(るりこういん) Rurikoin |
住所 〒601-1255 京都府京都市左京区上高野東山55 |
マップコード 7 832 191*48 ※「マップコード」および「MAPCODE」は㈱デンソーの登録商標です。 |
電話番号 075-781-4001 |
ベストシーズン 新緑:4月~6月 紅葉:10月~12月 |
拝観期間 春(4月~6月)・秋(10月~12月)に特別公開 |
定休日 特別拝観期間中は無休 |
拝観時間 10:00~17:00(受付終了16:30) |
拝観料金 大人 2,000円 学生 1,000円(中学生以上) 小学生・未就学児 無料 |
Webサイト ※最新情報はリンク先をご確認ください。 【公式】瑠璃光院 Tripadvisor |