普光寺の概要
「普光寺(ふこうじ)」は、大分県豊後大野市朝地町にある高野山真言宗の寺院です。
6世紀に百済王に仕えた日羅によって創建されたと伝えられています。
境内奥にある岩壁には、巨大な不動明王を中心に、矜羯羅童子と制咤迦童子像が刻まれています。
高さは11.3m。
国東半島の「熊野磨崖仏」とともに、日本最大級の磨崖仏として知られています。
磨崖仏の向かって右には、岩壁を掘った二つの龕(がん)があります。
懸造りの舞台がある龕には大日如来を中心に数多くの石仏が祀られています。
もう一つの龕には、修験の場である護摩堂があります。
おおいた豊後大野ジオパークのジオサイト
不動明王が刻まれているのは、約9万年前の阿蘇大噴火で生じた溶結凝灰岩の岩壁。
「菅尾磨崖仏」や「原尻の滝」などとともに、日本ジオパーク「おおいた豊後大野ジオパーク」のジオサイトに選定されています。
原尻の滝とは 「原尻の滝(はらじりのたき)」は、大分県豊後大野市の田園風景の中に突然現れる幅約120m、高さ約20mの滝です。 約9万年前の阿蘇山の巨大噴火による火砕流が冷え固まった溶結凝灰岩の柱状節理が崩落し、長い年月をかけて川で削られて形成されました。 日本ジオパーク「おおいた豊後大野...
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磨崖仏とアジサイの競演
普光寺は、大分の「あじさい寺」と呼ばれるほどの紫陽花の名所です。
6月になると、不動明王が見下ろす谷に約3,000株もの紫陽花が咲き誇ります。
磨崖仏と色とりどりの紫陽花が織りなす美しい絶景を楽しもうと、多くの参拝者が訪れます。
ブルーの紫陽花で埋め尽くされる「あじさい寺」、色とりどりの紫陽花と海が美しい公園、真っ白な紫陽花に囲まれた階段など、日本全国にはさまざまな紫陽花の名所があります。 北海道から沖縄まで、全国から「Travel Japan 47」が選んだ「おすすめの紫陽花の名所70選」をご紹介します。 ぜひ、梅...
普光寺の紫陽花の見頃・開花状況
普光寺の紫陽花の見頃は、例年6月中旬~6月下旬です。
しかし、天候や気温によって変化しますので、最新の普光寺の紫陽花の開花状況は、下記のサイトなどで確認してください。
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普光寺へのアクセス・駐車場
普光寺へのアクセス・駐車場は、下記のとおりです。
電車・バスでのアクセス
・JR「朝地駅」からタクシーで約10分
車でのアクセス
・東九州自動車道「大分米良IC」から約1時間
駐車場
・50台
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救馬渓観音の概要 和歌山県上富田町にある「救馬渓観音(すくまだにかんのん)」は、約1300年の歴史を持つ開運厄除けの霊場です。 役の行者によって開山されたと伝えられ、その後、1426年(応永33年)に小栗判官によって再建されました。 快慶作とされる「馬頭観世音菩薩」を本尊は、午年の旧暦初午...
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普光寺の基本情報
普光寺の住所・地図、営業時間、料金などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
普光寺(ふこうじ)
Fukoji Temple
住所・地図
〒879-6213 大分県豊後大野市朝地町上尾塚1225
マップコード
237 216 770*50(駐車場)
※「マップコード」および「MAPCODE」は㈱デンソーの登録商標です。
連絡先
0974-72-1461(普光寺)
0974-27-4215(ぶんご大野里の旅公社)
0974-22-1001(豊後大野市商工観光課)
ベストシーズン
アジサイ:6月中旬~6月下旬
営業期間
通年
定休日
なし
拝観時間
8:00~17:00
拝観料
無料
Webサイト
※最新情報はリンク先をご確認ください。
普光寺|ぶんご大野里の旅公社