インドの世界遺産「タージ・マハル」の見どころ、ベストシーズン、アクセス方法などについて紹介します。
「タージ・マハル」は、ムガル帝国の皇帝シャー・ジャハンが、愛妃ムムターズ・マハルのために建てた白大理石の霊廟です。
白く輝く姿は、「世界で最も美しい建造物」ともいわれています。
タージ・マハルの概要
「タージ・マハル(Taj Mahal)」は、インド北部、ウッタル・プラデーシュ州アグラにある、ムガル帝国の皇帝シャー・ジャハンが、愛妃ムムターズ・マハルのため建造した霊廟です。
ムムターズ・マハルは、14番目の子供を産んだ際に亡くなりました。
シャー・ジャハンは、彼女の死を深く悲しみ、世界で最も美しい霊廟を建てることを決意。
22年の歳月をかけて、1653年に完成させました。
1983年、世界文化遺産に登録。
世界で最も美しい建造物
タージ・マハルは、その白大理石の美しい姿と、左右対称の完璧な外観から、ムガル建築の最高傑作と称され、「世界で最も美しい建造物」ともいわれています。
白大理石は、太陽の光によって色が変化し、朝はピンク色、昼は白色、夜は金色に輝いて見えます。
満月の夜のタージ・マハル
タージ・マハルでは、ラマダン月と金曜日を除き、満月とその前後の2日ずつ、計5日間だけ、夜間見学を実施しています。
満月に照らされた神秘的なタージ・マハルを鑑賞できます。
夜間観覧は、20:00~23:59まで。
観覧時間は30分ほどで、50人ずつのグループに分かれ、1日最大400人まで入場できます。
タージ・マハルへのアクセス
・ニューデリーから鉄道で「アグラ・カント駅(Agra Cantt))」まで約2時間、駅から三輪タクシーで約15分

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タージ・マハルの世界遺産データ
登録名
タージ・マハル
Taj Mahal
登録年・分類
1983年・文化遺産
登録基準
(i)
ユネスコ公式サイト
タージ・マハルの基本情報
タージ・マハルの住所・地図などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
タージ・マハル
Taj Mahal
住所・地図
Dharmapuri, Forest Colony, Tajganj, Agra, Uttar Pradesh 282001, India
ベストシーズン
11月~3月
営業期間
通年
定休日
金曜日
営業時間
日の出前30分~日没後30分
※満月と前後2日間(ラマダン月・金曜日を除く)は、夜間観覧(20:00~23:59)あり。
Webサイト
※最新情報はリンク先をご確認ください。
Taj Mahal
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