インドの世界遺産「ハンピの建造物群」の見どころ、ベストシーズン、アクセスなどについて紹介します。
インド南部、カルナータカ州に位置する「ハンピ」は、かつてヴィジャヤナガル王国の首都として栄えた古代都市です。
石造りの「ヴィッタラ寺院」など、数々の遺跡群が、ヴィジャヤナガル王国の栄華を今に伝えています。
ハンピの建造物群の概要
「ハンピ(Hampi)」は、インド南部のカルナータカ州にある村です。
14世紀から16世紀にかけて、ヴィジャヤナガル王国の都として繁栄しました。
現在は、「ヴィッタラ寺院」や「ヴィルーパークシャ寺院」、王宮跡など、40あまりの遺跡が点在しています。
1986年、「ハンピの建造物群(Group of Monuments at Hampi)」として、世界文化遺産に登録。
ヴィッタラ寺院
15世紀に建てられた「ヴィッタラ寺院(Vittala Temple)」は、ハンピを代表する遺跡です。
山車を象った小堂や精巧な彫刻が施された柱など、ヴィジャヤナガル建築の最高傑作の一つとして評価されています。
ヴィルーパークシャ寺院
「ヴィルーパークシャ寺院(Virupaksha Temple)」は、ハンピに現存する最も古い寺院です。
シヴァ神の化身とされるヴィルーパークシャを祀っており、現在も活動している重要なヒンドゥー教の巡礼地です。
入口の壮大なゴープラム(塔門)は高さ50m。
王宮地区
「王宮地区」は、ヴィジャヤナガル帝国の王宮や行政施設が集まっていた場所です。
この地区には、象の厩舎や女王の浴室、地下寺院など、多くの遺跡が残っています。
ハンピの建造物群へのアクセス
・ベンガルールからホスペットまで鉄道で約9~13時間
・ホスペットからバスで約30分
ハンピの建造物群の世界遺産データ
登録名
ハンピの建造物群
Group of Monuments at Hampi
登録年・分類
1986年・文化遺産
登録基準
(i) (iii) (iv)
ユネスコ公式サイト
ハンピの建造物群の基本情報
ハンピの建造物群の住所・地図などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
ハンピの建造物群
Group of Monuments at Hampi
住所・地図
Hampi, Karnataka 583239, India
ベストシーズン
11月~2月
営業期間
通年
Webサイト
※最新情報はリンク先をご確認ください。
Tripadvisor