青森県八戸市の「蕪島」は、ウミネコの繁殖地と菜の花の名所として知られています。
春にはウミネコと菜の花が島を埋め尽くします。
山頂に鎮座する「蕪嶋神社」は、パワースポットとしても有名です。
「蕪島・蕪嶋神社」の見どころ、菜の花の見頃、アクセス方法、駐車場情報などについて紹介します。
蕪島の概要
「蕪島(かぶしま)」は、名勝・種差海岸の最北にある陸続きの小島です。
ウミネコが飛来し、繁殖する場所として知られ、1922年(大正11年)に、「蕪島ウミネコ繁殖地」として国の天然記念物に指定。
ウミネコは、毎年3月上旬頃から島に飛来し、4月頃に産卵が始まります。
6月頃にヒナが孵化し、7月下旬から8月にかけて島から飛び立っていきます。
ウミネコの数は3万羽から4万羽にも及び、島全体がウミネコで埋め尽くされます。
パワースポット「蕪嶋神社」
島の中央には、「蕪嶋神社(かぶしまじんじゃ)」が鎮座。
創建は、1269年(永仁4年)。
社殿は2015年(平成27年)に焼失後、5年の歳月をかけて2020年(令和2年)に再建されました。
御祭神として、市杵嶋姫命(イチキシマヒメミコト)を祀っています。
市杵嶋姫命は、弁財天(弁天様)と同一とされることから、金運や商売繁盛、漁業安全、安産・子宝などに御利益のあるパワースポットとして人気です。
また、蕪島の「蕪」は、「株」という言葉に通じることから、金運だけでなく人としての評価まで上がる御利益があるいわれています。
ウミネコは弁天様のお使い
ウミネコは、弁天様のお使いとされ、頭上に落ちてくるフンは、天から降り注ぐ運で、当たるとさらなる幸運がもたらされるといわれています。
フンを避けたい方は、傘をさしてお参りしましょう。
菜の花の名所「蕪島」
蕪島は、菜の花の名所としても有名。
見頃は、5月中旬~6月上旬で、社殿の周辺などで菜の花が咲き誇ります。
黄色い菜の花と白いウミネコ、赤い鳥居が青空に映える絶景を楽しむことができます。
蕪島休憩所
蕪島の目の前にある「蕪島休憩所」では、蕪島の四季やウミネコの生態、歴史などをパネルで学んだり、窓からウミネコの子育てを間近に観察することができます。
また、周辺には八戸の特産品などを購入したり、地元の食材を使った軽食を味わうことができる「かぶーにゃ」やバーベキューも楽しめる「蕪島プロムナード公園」があります。
蕪嶋神社へのアクセス
蕪嶋神社へのアクセス・駐車場は、下記のとおりです。
電車・バスでのアクセス
・JR「鮫駅」から徒歩約15分
・JR「八戸駅」から種差海岸遊覧バス「うみねこ号」で約30分、「蕪島海浜公園」バス停下車
・JR「八戸駅」からタクシーで約25分
車でのアクセス
・八戸自動車道「八戸IC」から約25分
駐車場
・約50台
※蕪島入口にある蕪島物産販売施設「かぶーにゃ」に隣接する蕪島駐車場を利用
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蕪嶋神社の基本情報
蕪嶋神社の住所・地図、営業時間、料金などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
蕪嶋神社(かぶしまじんじゃ)
Kabushima Shrine
住所・地図
〒031-0841 青森県八戸市大字鮫町字鮫56-2
マップコード
346 742 105*66(蕪島駐車場)
※「マップコード」および「MAPCODE」は㈱デンソーの登録商標です。
連絡先
0178-34-2730(蕪嶋神社)
ベストシーズン
ウミネコ:4月~7月
菜の花:5月中旬~6月上旬
営業期間
通年
定休日
なし
拝観時間
9:00~17:00
拝観料
無料
Webサイト
※最新情報はリンク先をご確認ください。
蕪島・蕪嶋神社
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