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太宰府天満宮とは
「太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)」は、太宰府で没した菅原道真公を祀るために創建された神社です。全国に約1万2,000社ある天満宮の総本宮です。菅原道真公は、一流の学者で優れた人物であったことから、学問の神様として厚く信仰されています。
903年(延喜3年)、道真公の亡骸を乗せた牛車の牛が、この場所から動かなかったことから、廟を建てたことが神社の始まりです。その後、919年(延喜19年)に醍醐天皇の勅命により、廟の上に本殿が造営されました。
現在の本殿は、1591年(天正19年)に小早川隆景により造営されたものです。豪壮華麗な桃山様式の本殿は、国の重要文化財に指定されています。
御神木「飛梅」
本殿に向かって右にある梅の木は、京の都を追われた道真公を慕って、一夜で太宰府まで飛んできたという御神木「飛梅(とびうめ)」です。
境内には、約200種6,000本の梅の木があり、1月下旬から3上旬まで、順次、咲き誇っていきます。
「太鼓橋」と樟
境内には、国の天然記念物に指定されている「大樟(おおくす)」など、約100本の樟の木があります。例年4月中旬頃になると、いっせいに若葉をつけ、あざやかな緑と清々しい香りに、境内全体が包まれます。
心字池にかかる神橋「太鼓橋」は、さだましの名曲『飛梅』に登場する有名な橋。3つの橋は、過去・現在・未来を表しています。
6月の花菖蒲とアジサイ
6月になると、東神苑の菖蒲池に約55種3万本の花菖蒲が咲き誇り、夜間ライトアップも行われます。
また、菖蒲池や太鼓橋、北神苑周辺などでは、約5,000株のアジサイも咲き、境内は華やかになります。
「楼門」のすぐ隣の巨大な一枚岩の手水舎には、色とりどりのアジサイの花が敷き詰められることも。
頭を撫でると賢くなる「御神牛」
道真公が丑年生まれであったことから、境内には数多くの牛の像「御神牛(ごしんぎゅう)」が奉納されています。この「御神牛」の頭を撫でると「賢くなる」、「知恵がつく」と信仰されています。
太宰府天満宮へのアクセス
電車・バスでのアクセス
・JR「博多駅」から徒歩約3分、「博多バスターミナル」から西鉄バスで約42分、「西鉄太宰府駅」バス停下車、徒歩約5分
・「西鉄福岡(天神)駅」から西鉄天神大牟田線で約15分、「西鉄二日市駅」で下車、西鉄太宰府線に乗り換えて「西鉄太宰府駅」下車、徒歩約5分
車でのアクセス
・九州自動車道・福岡高速2号太宰府線「太宰府IC」から約15分
・九州自動車道「筑紫野IC」から約20分
駐車場
・太宰府駐車センター 普通車850台 バイク15台 大型バス・マイクロバス26台
・太宰府パーキング 普通車48台
太宰府天満宮の基本情報
スポット名 太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう) Dazaifu Tenmangu(Dazaifu Shrine) |
住所 〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4-7-1 |
マップコード 55 333 862*53(太宰府駐車センター) ※「マップコード」および「MAPCODE」は㈱デンソーの登録商標です。 |
電話番号 092-922-8225 |
ベストシーズン 梅:1月下旬~3月上旬 樟若葉(くすわかば):4月中旬~5月下旬 花菖蒲:6月上旬~6月中旬 アジサイ:6月上旬~6月中旬 菊:11月1日~11月下旬 紅葉:11月中旬~12月上旬 |
営業期間 通年 |
定休日 なし |
営業時間 【開門時刻】 春分の日より秋分の日の前日まで 6:00 上記以外の日 6:30 【閉門時刻】 4月・5月・9月・10月・11月 19:00 6月・7月・8月 19:30 12月・1月・2月・3月 18:30 【年末年始】 12月31日~1月4日 12月31日は6時30分に開門し、正月3ヶ日中は24時間開門 |
料金 無料 |
Webサイト ※最新情報はリンク先をご確認ください。 【公式】太宰府天満宮 Tripadvisor |
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