「新宮熊野神社長床の大イチョウ」の見どころ、2025年の黄葉見頃・ライトアップ開催情報、アクセスなどについて紹介します。
福島県喜多方市に鎮座する「新宮熊野神社」。
平安時代に創建された由緒ある神社ですが、近年注目を集めているのが、境内にある樹齢800年を超える大イチョウです。
秋になると、この大イチョウは黄金色に輝き、その落葉が境内を覆い尽くします。
まるで黄金の絨毯を敷き詰めたような光景は、息を呑む美しさ。
黄葉の見頃には、ライトアップが行われ、神社の拝殿である「長床」と相まって、他では見られない荘厳な雰囲気を醸し出します。
Contents
新宮熊野神社の概要

「新宮熊野神社(しんぐうくまのじんじゃ)」は、福島県喜多方市にある源氏ゆかりの古社です。
1055年(天喜3年)、前九年の役の際に源頼義が、戦勝祈願のために熊野神社を勧請したのが始まり。
1089年(寛治3年)、後三年の役の際に頼義の子・義家が、現在地に遷座・造営しました。
御祭神として、熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)を祀っています。
壮大な拝殿「長床」

「長床(ながとこ)」と呼ばれる、寝殿造りの拝殿は、平安後期に建立した当初の姿が復元されたものです。
44本の太い円柱が等間隔に並ぶ壮大な拝殿で、国の重要文化財に指定されています。
樹齢800年の大イチョウ

長床の前には、樹齢800年を超える大イチョウが佇んでいます。
長床とともに神社の歴史を見守ってきた御神木です。
高さ30m、根本周りは8m以上にも及びます。
秋になると、大イチョウは黄金色に輝き、その姿は圧巻です。
葉が舞い落ちると、地面は黄金の絨毯を敷き詰めたようになり、長床と相まって、言葉では言い表せないほどの美しい景観を生み出します。
2025年「新宮熊野神社大イチョウのライトアップ」

大イチョウが色づく11月中旬には黄葉ライトアップが行われます。
ライトアップされた大イチョウは、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を醸し出し、黄金色の輝きがさらに増して見えます。
長床もライトアップされ、歴史的建造物と黄葉のコラボレーションは、訪れる人々を魅了します。
2025年「新宮熊野神社大イチョウのライトアップ」は、下記の通り開催される予定です。
※開催情報は変更になる可能性があります。公式情報を事前に確認の上、お出かけください。
開催期間
2025年11月15日(土)~11月24日(月・祝)
開催時間
17:30~19:30
拝観料
大人 300円
高校生 200円
中学生以下 無料
新宮熊野神社大イチョウの黄葉見頃情報

新宮熊野神社大イチョウの黄葉の見頃は、例年11月中旬~11月下旬です。
しかし、天候や気温によって変化しますので、最新の新宮熊野神社大イチョウの黄葉の見頃状況は、下記のサイトなどで確認してください。
喜多方観光物産協会Facebook
喜多方観光物産協会Instagram
新宮熊野神社へのアクセス・駐車場
新宮熊野神社へのアクセス・駐車場は、下記のとおりです。
電車・バスでのアクセス
・JR磐越西線「喜多方駅」からタクシーで約10分
車でのアクセス
・磐越自動車道会津「若松IC」から約30分
駐車場
・50台
新宮熊野神社の基本情報
新宮熊野神社の住所・地図、営業時間、料金などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
新宮熊野神社(しんぐうくまのじんじゃ)
Shingu Kumano Shrine
住所・地図
〒966-0923 福島県喜多方市慶徳町新宮熊野2258
マップコード
97 700 786*76(新宮熊野神社駐車場)
※「マップコード」および「MAPCODE」は㈱デンソーの登録商標です。
連絡先
0241-23-0775(新宮熊野神社)
0241-24-5200(喜多方観光物産協会)
ベストシーズン
大イチョウの黄葉:11月中旬~11月下旬
営業期間
通年
定休日
冬期(12月~3月)は土日祝日のみ拝観可
営業時間
4月~11月
8:30~17:00
12月~3月
9:00~16:00
拝観料
大人 300円
高校生 200円
中学生以下 無料
Webサイト
※最新情報はリンク先をご確認ください。
新宮熊野神社と長床|喜多方観光物産協会
Tripadvisor

この記事を書いた 細江園絵 です。10年近く旅行ライターとして活動し、国内外の絶景スポットを巡ってきました。「素晴らしい景色を共有したい」「安心して旅をしてほしい」という想いで、自身の経験に基づいた信頼できる情報をお届けします。


