丹州観音寺の概要
「丹州観音寺(たんしゅうかんのんじ)」は、福知山市観音寺にある高野山真言宗の寺院です。
正式名称は、補陀洛山(ふだらくさん)観音寺。
720年(養老4年)、インドからの帰化僧・法道仙人が開創したと伝えられています。
本尊は、十一面千手千眼観世音菩薩。
961年(応和元年)、空也上人が七堂伽藍を建立し、丹波の観音信仰の中心となって栄えてきましたが、1576年(天正4年)、明智光秀による焼き討ちにより焼失。
その後、1784(天明4年)、本堂と大聖院、多聞院が再建されました。
丹波のあじさい寺
丹州観音寺は、関西花の寺二十五霊場第1番札所になっており、「華観音寺」とも呼ばれています。
特に、紫陽花の名所として有名で、「丹波のあじさい寺」と呼ばれています。
見頃には、約100種1万株の色あざやかな紫陽花の花で境内が埋め尽くされます。
仁王門から続く参道や七観音巡りの小道は、「あじさいの道」へと変わり、参拝客を癒してくれます。

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伊藤若冲の絵のような紫陽花と鶏
境内には、小国鶏(しょうこくけい)という鶏が放し飼いされています。
紫陽花の前に佇む鶏の光景が、まるで伊藤若冲が描いた絵のようだとSNSで話題になりました。
丹州観音寺の紫陽花の見頃・開花状況
丹州観音寺の紫陽花の見頃は、例年6月中旬~7月上旬です。
しかし、天候や気温によって変化しますので、最新の丹州観音寺の紫陽花の開花状況は、下記のサイトやSNSアカウントで確認してください。
丹州観音寺(丹波あじさい寺)|ウェザーニュースあじさい情報
丹州観音寺へのアクセス・駐車場
丹州観音寺へのアクセス・駐車場は、下記のとおりです。
電車・バスでのアクセス
・JR山陰本線「石原駅」から徒歩約15分
・JR山陰本線・福知山線「福知山駅」から京都交通バスで約15分、「観音寺」バス停下車、徒歩約10分
・JR山陰本線・舞鶴線「綾部駅」から京都交通バスで約15分、「観音寺」バス停下車、徒歩約10分
車でのアクセス
・舞鶴若狭自動車道「福知山IC」から約5分
駐車場
・90台

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丹州観音寺の基本情報
丹州観音寺の住所・地図、営業時間、料金などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
丹州観音寺(たんしゅうかんのんじ)
Tanshu Kannonji Temple
住所・地図
〒620-0803 京都府福知山市観音寺1067
マップコード
165 773 675*37(駐車場)
※「マップコード」および「MAPCODE」は㈱デンソーの登録商標です。
連絡先
0773-27-1618(丹州観音寺)
ベストシーズン
アジサイ:6月中旬~7月上旬
営業期間
通年
定休日
なし
拝観時間
9:00~17:00
拝観料
一般 400円
中高生 250円
※あじさい期間のみ有料
Webサイト
※最新情報はリンク先をご確認ください。
【公式】補陀洛山 華観音寺