佐賀県太良町、有明海に面した場所に鎮座する「大魚神社」。
その沖合に浮かぶように立つ3つの「海中鳥居」は、神秘的な景観を生み出し、多くの観光客を魅了しています。
有明海は、日本一の干満差を誇る海。
潮の満ち引きによって、海中鳥居の姿は大きく変化します。
満潮時には海に浮かぶ鳥居、干潮時には海底が現れ、鳥居まで歩いて渡れることも。
「大魚神社の海中鳥居」の見どころ、干潮時間、アクセスなどについて紹介します。
大魚神社の海中鳥居の概要
「大魚神社の海中鳥居(おおうおじんじゃのかいちゅうとりい)」は、佐賀県太良町の有明海に浮かぶ3基の朱色の鳥居がSNSで話題の絶景スポットです。
約300年前、沖合の島に置き去りにされた代官が大魚(ナミノウオ)に救われたことから、感謝の意を込めて「大魚神社」を建立し、海中に鳥居も建てたと伝えられています。
現在でも、30年ごとに真新しい鳥居に建て替える習わしが残っています。
※最近では、2024年2月に建て替えが行われました。
月の引力が見える町
太良町は、「月の引力が見える町」と呼ばれるほど潮の干満差が大きな町。
干満差は、最大6mにも及びます。
鳥居は、潮が満ちると上部まで海に浸かりますが、干潮になると歩いて鳥居の下をくぐることもできます。
日の出や月夜など、潮位と時間によって変化する様子は、フォトジェニックなスポットとして人気。
また、例年8月中旬に行われる「千乃灯篭まつり」では、500基の灯篭と海に佇む鳥居の幻想的な景色を楽しめます。
2022年には、「日本百名月」に選出されました。
大魚神社の海中鳥居の干潮時間
大魚神社の海中鳥居の干潮時間は、下記のサイトで確認できます。
大魚神社の海中鳥居|海天気.jp
大魚神社の海中鳥居へのアクセス・駐車場
大魚神社の海中鳥居へのアクセス・駐車場は、下記のとおりです。
電車・バスでのアクセス
・JR「太良駅」から徒歩約10分
車でのアクセス
・長崎自動車道「武雄北方IC」から約40分
駐車場
・5台
※3月下旬~4月上旬、9月中旬~10月中旬など、漁業作業のため車両の乗り入れができない期間があります。
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大魚神社の海中鳥居の基本情報
大魚神社の海中鳥居の住所・地図、営業時間、料金などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
大魚神社の海中鳥居(おおうおじんじゃのかいちゅうとりい)
Ouo Shrine’s Kaichu Torii(floating torii gate)
住所・地図
〒849-1602 佐賀県藤津郡太良町多良1874-9先
マップコード
325 696 286*04(海中鳥居駐車場)
※「マップコード」および「MAPCODE」は㈱デンソーの登録商標です。
連絡先
0954-67-0065(太良町観光協会)
ベストシーズン
千乃灯篭まつり:8月中旬
営業期間
通年
定休日
なし
拝観時間
拝観自由
拝観料
無料
Webサイト
※最新情報はリンク先をご確認ください。
海中鳥居|太良町観光協会
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