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可睡斎とは
静岡県袋井市にある「秋葉総本殿可睡斎(あきばそうほんでんかすいさい)」は、室町時代初期に開山した曹洞宗の古刹です。「法多山尊永寺」と「医王山油山寺」とともに、遠州三山の一つに数えられます。
春の牡丹、夏の鷺草、秋の紅葉、初春の「ひなまつり」、夏の「風鈴まつり」、12月の「火まつり」と、一年を通じて、四季折々の花々や行事を楽しむことができます。
10万坪(東京ドーム10個分以上)にも及ぶ境内には、御本尊の聖観世音菩薩を祀る本堂、白亜の護国塔など歴史的建造物が建ち並んでいます。
遠州三山風鈴まつり
例年5月下旬から8月下旬まで、遠州三山の3つの寺では「遠州三山風鈴まつり」が開催されます。「可睡斎」では、山門から本堂までの「風鈴の小道」に、約2,000個の色とりどりの江戸風鈴が吊るされます。
涼しげな音色を聞きながら、本堂へ向かえば心が洗われるようです。
枯山水の大庭園では、約1,000個の「赤富士風鈴」が飾り付けられます。7月上旬から8月下旬までは、拝観料(500円)を支払えば、暑気払いとして「水無月ぜんざい」と冷茶のもてなし(限定100食)を受けることができます。
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風鈴まつりの開催期間中の5月下旬から7月上旬には、隣接する「可睡ゆりの園」では、200万本にも及ぶユリの花を鑑賞できます。
2023年「遠州三山風鈴まつり」開催情報
開催期間
2023年(令和5年)5月20日(土)~8月31日(木)予定
赤富士風鈴拝観
7月8日(土)~8月31日(木)
500円(水無月ぜんざい付き、数量限定)
華やかな「可睡斎ひなまつり」
元旦から3月末まで開催される「可睡斎ひなまつり」では、国の登録有形文化財「瑞龍閣」の大広間に日本最大級の32段1,200体のお雛様が飾り付けられます。天井まで届きそうな雛壇は、とても華やかで壮観です。また、祭りの期間には、牡丹の花も見頃となります。
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日本一の大東司(トイレ)
「可睡斎」には、1937年(昭和12年)に完成した日本一の大東司(だいとうす=トイレ)があります。男女兼用の水洗トイレで、今も現役のトイレとして使用されています。
大東司の中央には、禅宗では東司の仏様として祀られている烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)の像が鎮座しています。高村晴雲の傑作で、大東司とともに国の登録有形文化財に指定されています。
可睡斎へのアクセス
電車・バスでのアクセス
・JR東海道本線「袋井駅」からバス(遠州森町行きまたは気多行き)で約12分、「可睡斎入口」バス停下車
・JR東海道新幹線「掛川駅」から車で約20分
・JR東海道新幹線「浜松駅」から車で約40分
車でのアクセス
・東名高速道路「袋井IC」から約5分
・新東名高速道路「森掛川IC」から約15分
・富士山静岡空港から約40分
駐車場
・御祈祷者駐車場のほか、一般駐車場、有料駐車場など
可睡斎の基本情報
スポット名 秋葉総本殿可睡斎(あきばそうほんでんかすいさい) Kasuisai Temple |
住所 〒437-0061 静岡県袋井市久能2915-1 |
マップコード 169 365 413*33(可睡斎有料駐車場) ※「マップコード」および「MAPCODE」は㈱デンソーの登録商標です。 |
電話番号 0538-42-2121 |
ベストシーズン ひなまつり:1月~3月 牡丹:4月中旬~5月初旬 風鈴まつり:5月下旬~8月下旬 紅葉:11月下旬~12月初旬 火まつり:12月15日 |
営業期間 通年 |
定休日 なし |
営業時間 8:00~16:30 |
料金 500円 |
Webサイト ※最新情報はリンク先をご確認ください。 【公式】可睡斎 Tripadvisor |
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