カルナック神殿の概要
エジプト・ルクソール、ナイル川東岸にある「カルナック神殿(Temple of Karnak)」は、アムン大神殿を中心に、南のムート神殿と北のメンチュ神殿を加えたエジプト最大級の古代神殿です。
カルナック神殿の南に位置する「カルナック神殿」は、アムン大神殿の付属神殿です。
カルナック神殿とルクソール神殿を繋ぐ「スフィンクス参道(Avenue of Sphinxes)」には、約1,200体のスフィンクスが並びます。
中王国時代中期から建設が始まり、テーベの発展に伴い、新王国時代には、ファラオたちが神殿や石像、オベリスクなどを次々と寄進し、巨大な複合神殿となりました。
1979年、ルクソール神殿や「王家の谷」などとともに、「古代都市テーベとその墓地遺跡」の構成資産として、世界文化遺産に登録されました。

ルクソール神殿の概要 「ルクソール神殿(Luxor Temple )」は、エジプト・ルクソール、ナイル川東岸にある古代神殿です。 ルクソール神殿の北に位置する「カルナック神殿」のアムン大神殿の付属神殿として、アメンホテプ3世(在位紀元前1390-1352年)により建造されました。 19...

王家の谷とは 「王家の谷(Valley of the Kings)」は、エジプトのルクソール、ナイル西岸にある岩山にある岩窟墓群です。 新王国時代(紀元前16世紀~紀元前11世紀)のファラオたちの墓が集中していることから、この名が付けられました。 現在、東の谷に60、西の谷に4の墓...
『ナイル殺人事件』で有名な「大列柱室」
カルナック神殿を象徴する建造物といえば、アムン大神殿の「大列柱室」です。
映画『ナイル殺人事件』のロケ地としても知られています。
幅102m、奥行き53mの空間に、直径2m~3mにも及ぶ134本の円柱が林立します。
中央に並ぶ12本は高さが23mにも及びます。
円柱の建造はアメンホテプ3世が着工し、レリーフの装飾はセティ1世により手がけられ、ラムセス2世によって完成しました。
親子のオベリスク
アムン大神殿の第3塔門と第4塔門の間には「トトメス1世のオベリスク」、第4塔門と第5塔門の間にはトトメス1世の娘である「ハトシェプスト女王のオベリスク」が建っています。
音と光のショー
カルナック神殿では、夜には「音と光のショー」が開催され、昼間とは違う幻想的な神殿を楽しめます。
カルナック神殿へのアクセス
・カイロから飛行機で約1時間
・ルクソール駅から車で約10分

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カルナック神殿の基本情報
カルナック神殿の住所・地図などの基本情報は、下記の通りです。
スポット名
カルナック神殿
Temple of Karnak
住所・地図
PM94+HW3, Luxor City, Luxor, Luxor Governorate, Egypt
ベストシーズン
11月~2月
営業期間
通年
定休日
なし
営業時間
6:00~17:00
Webサイト
※最新情報はリンク先をご確認ください。
Karnak Temple Sound & Light Show
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