金閣寺とは
金色に輝く金閣で知られる「金閣寺(きんかくじ)」は、正式名称は「鹿苑寺(ろくおんじ)」といい、臨済宗相国寺派の寺院です。室町幕府三代将軍・足利義満が譲山荘北山殿を造ったのが始まりとされています。1994年に「古都京都の文化財」の構成資産の一つとして、世界遺産に登録されました。
金閣を中心とした庭園・建築は極楽浄土を現したものと言われており、国の特別史跡と特別名勝にも指定されています。金閣が「鏡湖池(きょうこち)」に映り込む「逆さ金閣」は、京都を代表する絶景で、CNN Travelの「日本の最も美しい場所36選」に選ばれています。紅葉の名所でもあり、紅葉と金閣が重なり、さらに美しい絶景を見ることができます。
その他、中国の故事「登竜門」由来の「龍門滝」、足利義光ゆかりの樹齢600年以上の「陸舟の松」、数寄屋造の茶室「有佳亭」などの見どころがあります。
黄金の楼閣「金閣」
「金閣」は、仏舎利(釈迦の骨)を安置する舎利殿のことです。北山文化の象徴と称される金閣は、初層が寝殿造、二層が武家造、三層が禅宗仏殿造の異なる建築様式を用いた三層構造となっており、二層と三層に金箔が施されています。
屋根の上には、金色の鳳凰が翼を広げ、池を見渡すように立っています。鳳凰は、天子の象徴とされる中国の伝説の鳥で、「鳴けば気高く五音を奏で、広げた翼は五色を放つ」と伝えられています。
応仁の乱など度重なる戦乱を乗り越えて、創建時の姿を残していましたが、1950年(昭和25年)に放火により焼失しました。1955年(昭和30年)に再建。1987年(昭和62年)には、金箔の張替などの修復が行われ、金色に輝く金閣がよみがえりました。
金閣寺へのアクセス
電車・バスでのアクセス
・JR「京都駅」から京都市バス(205・101・111系統)で約35~50分、「金閣寺道」バス停下車、徒歩約5分
・JR「京都駅」から車で30分
車でのアクセス
・名神高速道路「京都南IC」から約35分
駐車場
・250台(有料)
金閣寺の基本情報
スポット名 金閣寺(きんかくじ) Kinkaku-ji Temple |
住所 〒603-8361 京都市北区金閣寺町1 |
マップコード 7 733 393*72(金閣寺第1駐車場) ※「マップコード」および「MAPCODE」は㈱デンソーの登録商標です。 |
電話番号 075-461-0013 |
ベストシーズン 紅葉:11月中旬~12月上旬 |
営業期間 通年 |
定休日 なし |
営業時間 9:00~17:00 |
料金 大人 1,000円 中学生・高校生 700円 |
Webサイト ※最新情報はリンク先をご確認ください。 【公式】臨済宗相国寺派 金閣寺 Tripadvisor |
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